皮脂でベトつく時期、保湿剤何を選ぶ? 美容 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.06.16 全国的に梅雨入りとなってきていますが皆さんいかがお過ごしですか?太陽光の照射量はメンタルにもダイレクトに影響します。梅雨のシーズン、少しでも毎日を楽しく幸せに過ごしたいものですね。さてさて、これからの時期湿度も高くなり徐々にお肌のベトつきが気になる方も増えるのではないでしょうか?お肌のベトつきの最大の原因は皮脂ですが、皮脂は決して無駄なものではありません!皮脂の作用としては皮膚を乾燥や異物の侵入から守る抗菌効果汗の蒸散を最小化して体温調節する脂溶性物質の排泄などなど実は色々な効果があります。適切量の皮脂は肌にとっても必要なもの。とはいえ、湿度が高いしベタつきが気になり、ついつい保湿剤の使用を控えてしまい皮脂の分泌量が崩れて肌荒れなどのトラブルにつながりやすいのがこの時期です。そこで今回は、この時期保湿剤をできるだけ塗りたくない、塗らないという方のために自分のお肌状態に合わせた保湿剤の選び方をお伝えしたいと思います。【保湿剤の役割りについて】保湿剤の役割は大きく3つあります。給水:お肌に水を与える密閉:お肌の水を逃さないようにする軟化:お肌を柔らかくするさらに保湿剤にも種類があります。代表的な保湿剤の種類にはワセリン製剤・尿素製剤・ヘパリン製剤・セラミドなどがあります。①ワセリン製剤お肌にラップをする密閉の作用があります。皮膚に膜をはり水分がお肌から逃げないようにしてくれます。安価で低刺激なのがメリットです。しかし、ベタベタすると敬遠される方もいます。脂性肌の方にはニキビ悪化のリスクになることも…肌タイプがノーマルな方やとにかく安いものでいいという方にはお勧めです。②尿素系製剤保湿以外にも角質を軟らかくする作用を持ちます。上記役割で言うと軟化作用が当てはまりますね。基本的には乾燥肌の方にお勧めですがお肌のバリア機能が低下することもあるため注意が必要な保湿剤です。かかとやひじなど触れた時にガサガサする部分に使用することがお勧めです。乾燥肌で肌のごわつきが気になるという方もお勧めです。③ヘパリン類似製剤成分が水分と結合しやすく、お肌の保湿機能を高めてくれます。副作用が少なく使用しやすいものです。皮脂が多いタイプの方におすすめの保湿剤です。ローションタイプや軟膏タイプなど様々な種類が販売されているため、トライしやすい保湿剤ではないでしょうか。お肌タイプもほぼ選びません。④セラミド私がお勧めしたい保湿剤はセラミドです。セラミドは本来肌の内部に存在し、細胞同士や水分を繋ぎ止める役割をします。しかもこのセラミドや外部からの刺激から肌を守るバリア機能を高める作用も持ちます。お肌タイプは選びませんし、敏感肌の方にもお勧めです。ここでの敏感肌というのは季節の変わり目や湿度の変化でお肌に異常の出る方やスキンケア商品で痒みや赤みが出る方を指します。セラミドの保湿剤はブランド品には高価なものもありますが、値段を気にするよりも香料や保存剤が含まれていないものを選ぶようにしましょう。【まとめ】今回は保湿剤の種類について説明しました。何気なく使用している保湿剤かもしれませんが実はお肌に合っていないこともあります。自分のお肌タイプに合わせて適切な保湿剤をチョイスしていきましょう! 茂木千明
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