2022年度 美容皮膚科医が購入して良かったと思うオススメ商品6選
皆さん、こんにちは。
美容精心科医の茂木千明です。
2022年がもうすぐ終わりますね。
ちょうど1年の区切りとなるため、今回は私が今年1年で自身でも試してきた商品の中で、皆様にお勧めできるものをご紹介したいと思います。
言葉だけだと商品のイメージが掴みづらかったり、どの商品を指しているのかわからないかもしれないので、なるべく商品リンクも貼り付けています。
今回のご紹介は企業案件ではありませんし、私自身が良いと思ったもののご紹介なので、参考としてご参照頂ければ幸いです。
1 リポC
初めて聞いた!という方もいらっしゃるかもしれませんね。
リポCのリポは【リポソーム化】を意味し、成分の周りをリン脂質で閉じ込めるという技術のことで、CはもちろんビタミンCのこと。
普段ビタミンCと言われると、サプリやシナールなどが頭に思い浮かべられるかと思います。
でも実は、最近の美容業界ではシナール??ちょっと古くない?
やるなら高濃度ビタミンC点滴かリポソームビタミンCでしょ?
と言われる位です。
実際に何が違うの?
と思われるかもしれませんが
違いはズバリ、吸収率です。
一般的なサプリや医薬品では吸収率は10%程度、研究によっては5%ほどというものもあります。
比べてリポCの吸収率はなんと98%と、圧倒的な吸収効率の良さとなっています。
リポソーム化されたビタミンCは2014年頃から研究されていましたが
値段や味の問題から、なかなか一般に普及しませんでした。
近年企業努力や研究も進んだことでコストもある程度抑えることができ、味も我慢すれば飲めるかなーというレベルまで改善されています。
2023年から新しい健康習慣を作りたいという方は
日々の食生活にプラスしてはいかがでしょう?
小さい小袋を飲むだけなので、習慣に組み込みやすいのも良い点ですね。
※商品参考
2 ナノメッドVAエッセンス
何度もこの講座でお勧めしてきたレチノール。
そろそろしつこい!と怒られそうですね(笑)
今回は実際に私が使用しているものをご紹介します。
0.1%のものでA反応も出にくいものになります。
エンビロンやゼオスキンシリーズはクリニックでしか購入できないのが難点ですが、こちらはネットでも購入可能です。
品質の高さと値段を考慮すると、コストパフォーマンスが非常に高い商品かと思います。
※商品参考
3 イースタンダードシリーズのシャンプートリートメント
何を隠そう私は元々髪の毛はかなりの癖っ毛です。
最近ではとにかく時短を意識し縮毛矯正もしていますが
どうも髪の毛の傷みが気になっています…
そんな時、担当美容師さんからオススメして頂いたこちらの商品ですが、使ってみたら自分の髪質にも合い、今は愛用しています。
一見値段は高いですが、かなりの高容量です。
美容室で高いトリートメントを受けるなら、日々のケアだ!と思うとお買い得の商品なので、傷みが気になる方は一度ご検討してみて下さい。
4 ミノキシジル
最近私の悩みとして前頭部の抜け毛があります。
えーその年齢から?気にしすぎじゃない?
と周囲から言われることもありますが、女性ホルモンのバランスなどから
最近では30代でもAGAのご相談をいただくことが非常に増えています。
私も毎日かなりしっかり目にヘアセットしていたら、あれ前頭部が…
昔の写真と比較しても明らかに額の面積が…
女性と男性で使用適応の薬剤が大きく異なりますので注意は必要ですが、今回ご紹介するミノキシジルは女性も男性も使用可能な薬剤です。
ミノキシジル5%外用薬を頭皮に塗布することで、血流を改善し発毛や育毛を促す効果があります。
5 ソルプロ
こちらも何度となくこの講座でもお伝えしていますが、飲む日焼け止めですね。
飲む日焼け止めは、塗るタイプとは役目が異なります。
飲む日焼け止め=肌の奥にまで届いた紫外線のダメージを軽減する
塗る日焼け止め=紫外線を肌の奥に届かないようブロックする
代表的な物ではソルプロやヘリオケアを取り扱っている美容クリニックが多いかと思います。
特に私がおすすめするのはソルプロです。
抗酸化作用のある食物由来で、内服も1日1回というところが面倒くさがりな私には非常にありがたいところ。
6 プラスリストアUVローション
先日、塗る日焼け止めでおすすめありませんか?と質問を頂いたのでこちらもご紹介。
付け心地の良さやニキビ肌にも使用しやすいものとしてはこちらの商品がおすすめです。汗にも強く、塗ったときのテクスチャーもいいですし、服に色移りしにくいのも高評価の理由の一つです。
○まとめ
以上、6点の商品をご紹介させて頂きました。
美容のケアはいつ、いかなる時でも行っていて損することはありませんし、日々自分でケアできるならそれに越したことはありません!
2023年も良いスタートがきれるよう、今年のケアの振り返りを行い、改善箇所がございましたら、新たなケアの習慣を検討していきましょう。
茂木千明
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