消えない!!目の下のくま🧸の対策

美容

日常生活でも遭遇するクマの対策について

今日は、日常生活で時々出会うクマさんのお話です。
ん?そんな自然環境で住んでないので大丈夫ですって?

いえいえ、動物のクマさんではなく、皆さんの目の下にあるクマのお話です!

色々な原因で発生するクマさん。
私もここ最近、仕事が立て続けに入りハードな日々が続いてところ、悲しいことに遭遇してしまいました。
その日はどうにかお化粧で誤魔化しましたが、鏡の前の自分の姿にガックリ…

遭遇してしまったからには改善を図るしかありませんが、できれば遭遇を避けたいのが本音ですよね。
そこで、今回はクマさんへの対策方法について触れていきたいと思います。

○クマの種類について
クマの対策法を知るには、まずはクマについて知ることが大事です。
実は、クマにも分類があるのをご存じでしょうか?
代表的なものがこの3つです。

1 青クマ
目の下の皮膚の薄い部分に、眼輪筋や血管が透けて見えている状態です。
血行不良は水分不足や喫煙、運動不足、ストレスや貧血など原因は様々。
また、加齢と共に皮膚のコラーゲン量が減り、皮膚も薄くなりやすくなるため、発生するリスクが高まりやすいと言えます。

2 影くま
目の下のたるみが原因です。加齢と共に、皮膚のハリが失われ、眼球を支える靭帯が弱まります。皮膚のたるみ、眼窩脂肪が押し出され、凹凸による影ができている状態。

③茶くま
メラニン色素が原因です。目の周囲を過剰に擦ることで、色素沈着している状態。

人によっては、上記クマが混合していることもあり、適切な判断と治療方針決定が非常に難しい分野です。美容外科ではクマ取りを専門にされている先生もいらっしゃるくらい、奥深い領域といえます。
ではそれぞれの、対策方法についてご説明していきます。

○クマの種類に応じた対策方法
①青クマの対策
質の良い睡眠やホットアイマスクでの血流改善などが一般的です。
基本的に血流が回復したら自然と良くなりますが

質の良い睡眠がとれるなら最初からそうしてるよ…
ホットアイマスクで一時的には症状が改善するけど…
短時間しか効果が実感できない!

✅なかなか睡眠時間の確保が困難で、質を改善できない方
✅目元の皮膚が産まれつき薄くてクマができやすい方
いう方もいらっしゃるかもしれません。

そう思われた方におすすめしたいのが運動です!!
実は軽い運動には睡眠の質を高め、身体の疲労をとる効果があります。
それだけでなく、血行やリンパの流れを良くする効果もありまさに一石二鳥です。軽い運動は散歩、ヨガ、ストレッチなどもおすすめです。
まずは身体が温まった、ポカポカすると実感するレベルまで行いましょう。

2 影クマ
残念ながら自身でのケアで回復が難しいのが現実です。
基本的に外科的治療が望ましいと言えるでしょう。術式も複数あるため、今回は詳細な説明は割愛しますが、治療を希望される方は美容クリニックに相談することをおすすめします。
「手術はちょっと…できれば注射とかで」と、希望される方も多いかと思いますが、恐怖心でご自身の可能性を狭めるより、メリットとデメリットや、効果とリスクをまずは聞いてみることからスタート頂くと良いと思います。
どのクリニックで治療して良いのかわからないという方は複数クリニックで見積もりをもらいましょう。
クリニックの雰囲気、先生やスタッフの対応、見積もり金額などを比較し、自身が納得できるところを見つけて頂ければと思います。

3 茶くま
アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患で、繰り返し目元を擦ることで生じる色素沈着が大きな原因と言えます。
正直、一度沈着した色素の除去には時間がかかりますので、気長にいきましょう。
まず、徹底していただきたいのは擦らない!ということです。
顔のお肌は非常に繊細で、特に目元の皮膚は非常に薄い部分でもあります。

積極的な治療を検討している方はレーザートーニングなど、目元のメラニンを粉砕し体外に排出する施術がおすすめ。治療スピードは早められますが、回数とコストがかかるという点はデメリットになるでしょう。

ホームケアであれば、ハイドロキノンもおすすめです。
ハイドロキノンにはメラニン色素産生を阻害する効果があります。
目元だけでなく、お顔全体に使用することも可能です。
無論、ハイドロキノンを塗るときも優しく擦らずですよ!!

なお、ハイドロキノンを使用する際には以前にもお伝えしましたが、以下4点に注意を払いましょう。

1. 添付文書を必ずチェック
使用頻度、使用量や休薬期間を必ず確認しましょう。

2. 中古品は絶対に使用せず、新品を購入
どんなに高級品であっても保存方法によってはクリームが酸化している可能性もあます。密閉容器に入った新品を購入してください。

3. 強い赤みやひりつきが出たら使用を中止する
ハイドロキノンは使用初期に赤みが出ることがありますが、強い赤みや腫れはアレルギーの可能性もあるため速やかに使用を中止し、皮膚科受診をしてください。

4. 必ず日焼け止めを塗ってから外出する
ハイドロキノン使用中は、お肌がより紫外線に反応しやすくなります。
紫外線対策が重要です。

○継続する気持ちを保つために
青クマは一過的に撃退できたとしても、再発を予防するためには日常の生活様式を見直して継続することも大事です。
また茶クマの治療をハイドロキノンなどのホームケアだけでするには、かなりの根気が必要です。

効果ないじゃん!と投げ出したくなることもあるでしょう。

そうした時におすすめなのは自身の写真撮影です。

人は他人の変化には気づけても、自分の日々の変化にはなかなか気づきにくいものです。
せっかくお肌は美しく改善しているのに、自覚できないからと治療中断しそうになる方もいます。
だからこそ、美容施術でもダイエットでも写真で記録に残すことが重要です。
最近ではアプリなどで簡単に比較写真が作成できます。
撮影タイミングは2週間、1ヶ月、ボトル1本使い切った時がおすすめ。
使用する前のお肌状態の撮影も忘れずに行いましょう。

〇まとめ
今回はクマの種類と、それぞれの対策について触れてみました。
疾患はなってから対応するのではなく、発生させない(=予防すること)が何より大切ですが、クマも一緒で日頃のケアや生活習慣によってぐっと発生率を抑えることが可能です。
現状クマがない方も今後の発生予防のため、また今あって治療をしていく方も次は絶対発生させないぞ!という気持ちで臨んでいっていただければと思います。


茂木千明

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